「読む」と「見る」は違う?

 

この記事は重要なんで読んでおいてくださいね。

 

このように伝えた時に、人によって全く違う反応が起きてしまう事は想像できるでしょうか。

 

どういう事かというと、そもそも読まない人は別として、読んだ人の中でも、理解度が全く違ってしまうという事なのです。

 

日本語の文章を、日本人が読んでいるのだから、内容が伝わって当たり前と思うのですが、実はそうなってないのがとても残念なところなのです。

 

なぜそんな事が起きてしまうのかと言うと、理由は簡単なのですが、そもそも「読む」という事に対しての考え方が全く違う事が原因なのです。

 

大きく2つのパターンに分けると、

 

文章を全部見た事を読むという人

内容が理解できるまで何度でも繰り返し読む事を読むという人

 

こんな感じですよね。

 

ただ見ただけの人に、「ちゃんと読みましたか?」と質問すると、その人の中では、文章を見る事を読むと認識してしまっているので、「読みました」という答えがかえってきてしまうのです。

 

別にあなたが、どこかに雇われて給料を貰っている人ならばそれでもいいのです。

だって、理解できてなかったら、上司に怒られたり、誰かが教えてくれたりするので、読むという事に対して本気で向き合ってないとしても、最終的に誰かが教えてくれますからね。

 

でも、自分でビジネスを行う場合、本人が文章をみただけで読んだつもりになっていたとしても、誰も怒ってくれないし、教えてくれる事も無いのです。もちろん100万とかを支払って、個人コンサルなんて受けながら進んで行けば、そこを注意してくれる人もいるかもしれないのですが、そう言う方は、ほとんど自分にお金をかける事はないので、出来ない事を誰かの責任にして文句をいっては、また違うところにいって同じ事を繰り返して行く事になるのです。

 

文章やマニュアルは読む事に意味があるのではなく、理解して活用出来るようになれて始めて意味が生まれるのです。

 

小説ならばさっとあさ~く読んで終わりでも問題は無いのですが、ビジネスという事になると、読むという事がきちんと出来てないと、望む結果を生み出す事がとても困難になってくるので、せっかく挑戦していく意欲があるのであれば、その辺りはしっかりと改善していく必要があるのです。

 

もちろんあなたが天才で、一度文章を読めば、相手がなぜその文章を書いたのかとか、どんな事に応用していけるのかとか、書いた人の気持ちまで全て読み取れるのであれば、さっと読むだけでもいいと思うのですが、もしそうでないのであれば、大切な文章は何度でも理解できるまで読むという事を意識して欲しいと思います。

 

全く同じ文章でも、読んだタイミングで感じ方は全く違いますし、二度目に読むと一度目では気付かなかった事に気付けたり、三度目にもまた新しい発見があったりもします。とくに始めに読んだ時は、自分にとって都合のいい部分の記憶が強く残り、自分にとって都合の悪い事や、面倒だと感じる事に関してはスルーする傾向が強かったりもします。

 

何度読むのがベストなんて事は無いのですが、重要な文章については、理解できるまで読みなおすという癖はつけておく必要があるのです。

 

今回の記事も、表面だけを見ると読むと見るは違うよって事になりますが、きちんと理解出来ていれば、動画や音声を聞く時にも同じ事が言えるという事は分りますよね。

 

あなたはこうやって自分で学ぶという事を積極的に行っています。世の中には学校を卒業してから自分で学ぶなんて事をしたことの無い人も沢山いるのです。

 

せっかく学ぶと言うすばらしい行為を行っているのならば、その効果を最大限引き出す努力についても同時におこなっていくと、望む結果を手に入れる事が出来るタイミングはどんどん早くなっていくのではないでしょうか。

 

 

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