まだ僕がサラリーマン時代だった頃、
アフィリエイトで稼げるようになるためには、
もの凄い頑張りが必要だと思っていました。
今出来ない事を出来るようになるためには、
今より何十倍も頑張らないといけない。
頑張っているつもりであっても、
結果が出ていないならば、
頑張りが足りないと思っていたのです。
すると、
とにかくもっと頑張らないといけないと思ってしまい、
気付くと目的が頑張る事に摩り替わっていました。
次第にその頑張るエネルギーは尽きていき、
やりたいと思って始めたはずのアフィリエイトが、
気付けばやらなければならない作業に変化して行ったのです。
すると考え方は、
もっと頑張るにはどうすればいいのだろうか。
諦めない為にはどうすればいいのだろうか。
このように、
無理して頑張る方法を探しているうちに、
僕は自己啓発の世界に入り込んでいってしまったのです。
もちろん当時自己啓発で学んだ事は、
今でもしっかりと役立っています。
しかし、
渦中にいた僕は何も気付かず、
自分の望む姿すら見えないまま、
前に進んで行こうとする結果に・・・。
おそらく昔の僕と同じように、
もっと頑張りたいとか、
頑張る為の方法を探している人は沢山いると思います。
でも一度立ち止まって考えてみましょう。
無理して頑張る必要はあるのでしょうか?
本当に頑張る為の方法を知らないのでしょうか?
これは、諦めてしまいましょうという事ではありません。
頑張るという考え方そのものを見直して欲しいのです。
頑張る事は辛い事でも苦しいことでもないと、
まずは思い出してほしいのです。
そして、
全力で頑張る方法はすでにみんな知っている事も、
思い出してみて欲しいのです。
ヒントは子供達です。
息を切らして、汗だくになって、
それでも頑張って遊んでいますよね。
先生に怒られてもめげずに、
親に怒られても色んな工夫をして、
頑張って遊ぶ時間を増やそうとしています。
この表現に違和感がありますか?
そうです。
子供達は頑張っているのではなく、
楽しいから遊びたいと感じているだけなのです。
しかし、
頑張る事も楽しむ事も、
やること自体は同じだったりします。
頑張ってドラゴンクエストを一週間でクリアしました。
楽しんでいたらドラゴンクエストを一週間でクリアしました。
こけて怪我もしたけど諦めずに頑張って、やっと自転車に乗れるようになりました。
少しずつ乗れるようになれるのを楽しんでいたら、気付くと自転車に乗れるようになりました。
このように、
どちらも行動自体は同じなのです。
でも意識は全く違いますよね。
そこに取り組むときの意識が変われば、
自分の気持ちは全く違うものになるのです。
では話しを戻しましょう。
もっと頑張るためにはどうすれば良いのか。
これは、
頑張る事をやめちゃえばいいのです。
頑張らなければならない気持ちを捨てるだけなのです。
じゃあやらなくていいの?
そんな話しではありません。
今取り組もうと思っている事の、
楽しい事探しを続けていればいいだけなのです。
やらなければならないと思ってやっている作業は、
基本的に意識が我慢中心になっています。
しかし、
これとは逆に楽しい事を見つけながらやる作業は、
やればやるほど楽しさが増していってしまうのです。
もちろんはじめは楽しくないかもしれません。
だって、
その事の楽しさも何も知らないのだから。
ドラゴンクエストも、
発売前に色んな情報を入手したり、
友達がやっているのをみて楽しそうと思うからこそ、
やる前からワクワクした状態になれるのです。
周りの人たちが自転車で自由に走っているのをみて、
自転車に乗れてる人たちは楽しそうと思うからこそ、
そこに一歩ずつ近づいている事を素直に楽しめるのです。
子供の頃を思い浮かべると、
きっと何かに夢中になった経験は誰にでもあるはずです。
理屈とか常識とかそんなの関係なく、
ただ楽しむ事を追求するだけです。
自分を騙して作業する方法を頑張る事と思わないでください。
ただ楽しんじゃえばいいのです。
そんな軽い考え方でいいのかと感じる方もいるでしょう。
大丈夫です。
軽くても何でもいいのです。
だって、
あなたが全力で楽しんでいる姿を見れば、
周りの人は頑張っていると勘違いしますから。